感情移入が出来る演奏
グールドの演奏は全体としてはメリハリはあるが、ひとつひとつの変奏曲自体は時として早すぎて、メリハリが失われ感じがします。
その点、ペライアの演奏はひとつひとつがしっかり引かれ、感情移入しやすいと思います。
グールドはもちろんすばらしいけど、ペライアも別の意味ですばらしい。
両方もっていてば、両方必ず何回も聞きたくなります。
心が洗われる素晴らしい演奏
これまでグールドしか聞いてませんでしたが、ペライアの方が暖かくて、澄み切っていて、深みがあります。CDジャケットにはペライアの解説がついていますが、この曲はイエス・キリストの十字架上の死と復活の意味が隠されているんですね!知りませんでした。ペライアは指の故障により悩んでいた時、バッハを深く研究し、慰めを受けたと聞きました。本当にこの曲の深いところを十分に理解して演奏しているので、こんなに素晴らしいんですね。最高の演奏です。
これは良いですね!!
バッハ演奏では私的に久々のヒットです。文句なしに純粋に「ゴールドベルク変奏曲」の楽曲を楽しめます。グールドがいつも省略している繰り返し箇所もきちんと演奏されているので、とても良いです。「グールドとどちらが良いか?」は完全に好みの話なので好きな方を選ばれると良いかと思いますが、ペライアの演奏も解釈、音色ともにかなりのハイレベルでバッハを楽しませてくれます。 初めて「ゴールドベルク変奏曲」を聴く方であれば、繰り返しを演奏している分、私はペライアをお薦めします。
眩いまでの喜び
ゴールドベルク変奏曲と言えば、どうしてもグールドの二つの演奏を最初に思い浮かべてしまう. しかし、あの演奏は常に、スタンダードに対するアンチテーゼなのである.考え抜かれた構成、それを実現する技巧、限りなく施された彫琢、そして聴衆にどのように聴こえるかが、精密に計算されている.それ自身がスタンダードとなるべきものではない. ペライアのこの演奏は、何よりも瑞々しさの点で際だっている.深い内省も見られるが、それよりも、明るい歓喜が感じられる.第30変奏のクオドリベットの眩いばかりの幸福感は、他を抜きん出る特色である.グールドの演奏に対峙しうる、新たなスタンダードの登場である. そして訪れるアリアによって、深く静謐で、しかも満ち足りた眠りが訪れるのである.
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
バッハ:イギリス組曲第1&3&6番 バッハ:イギリス組曲第2番、第4番、第5番 バッハ:ゴールドベルク変奏曲 バッハ:ピアノ協奏曲第3・5・6・7番 バッハ:ゴールドベルク変奏曲
|